少し前まで、Crystal Lake以外の国産メタルコアバンドを意図的に避けていた。というのも、日本人特有の英語の発音というか発声の癖がどうも耳に馴染まなかったからだ。我ながら随分と生意気な耳をしているなと思う。

 

そんなある日、Paleduskというバンドのインタビュー記事を何気なく読んだ。彼らは「他の人がまだやっていないこと」をやろうと意気込んでいた。普段ヘヴィーな曲を聴かない人々の心にも届くような曲を作ろうと日々もがいていた。とにかく熱量が半端ない。彼らは、その辺の人間の遥か先をものすごいスピードで歩んでいた……。

 

バンドマンの熱い想いに触れた刹那、狂っていた耳のチューニングが完了し、フラットな状態で楽曲に没入できるようになった。国産メタルコアに対する先入観が完全に取り払われた瞬間だった。このとき、脳内ではベルリンの壁崩壊に歓喜する人々の映像が流れていた(なんだろう、ウソつくのやめてもらっていいですか?)

今ではSpotifyでPaleduskの楽曲をヘビロテしている。

 

Paleduskの皆が頑張っている一方で、俺は日々を無為に過ごし、『自律型うんこ製造機』として地球にゴミを撒き散らし続けている。

 

……何もあらへんわ。

何これ?(ゴロリ)

おわり(NHK)

狂うから(イチロー)

イクイクイクイク!(スペトル)

 


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